学界展望

• 重農学派（渡辺　輝雄・吉原　泰助）
• 古典学派（平瀬　巳之吉・中村　賢一郎）
• 初期社会主義（水田　洋）

第２号 (November 1964)

学界展望

• 重商主義（杉山　忠平）
• マルクス経済学の形成（山中　隆次・佐藤　金三郎）

第３号 (September 1965)

学界展望

• Marxの思想史的研究（服部　文男）
• 近代経済学史研究（宮崎　義一）

第４号 (September 1966)

学会展望

• マックス・ウェーバー研究（出口　勇蔵）
• 古典派蓄積論の形成と発展（羽鳥　卓也）
• 貨幣・信用学説史の研究（高木 暢哉・中村広治）

第５号 (November 1967)

学界展望

• 歴史学派（小林　昇）
• 制度学派――ヴェブレン研究の動向――（中山　大）
• イギリス社会主義思想（木村　正身）
• フランス社会主義思想（野地　洋行）

第６号 (November 1968)

学界展望

• マルクス経済学（遊部　久蔵）
• マルクス主義思想の継承と発展（山口　和男）
• 日本経済思想史（真実　一男・溝川　喜一）

第７号 (November 1969)

学界展望

• ローザンヌ学派経済学（松浦　保）
• 『資本論』100年とマルクス経済学（種瀬　茂・松石　勝彦）

第８号 (November 1970)

学界展望

• レーニン研究の動向（松岡　保）
• ケインズ経済学の学史的研究（有田　一郎）

第９号 (November 1971)

学界展望

• イギリス労働運動史上のロバート・オーエン（飯田　鼎）
• 新版「ヘーゲル復興」の動向――生誕200年をふりかえって――（細見　英）

第10号 (November 1972)

学界展望

• Ricardo研究（中村　広治）
• 近代経済学史研究――近代経済学100年――（早坂　忠）

第11号 (November 1973)

学界展望

• J. ミルおよびJ. S. ミル（杉原　四郎・福原　行三）
• リカードゥ・シンポジウム――リカードゥ研究における西欧と日本――

第12号 (November 1974)

学界展望

• ユートピア思想（縫田　清二）
• 啓蒙期の社会思想（浜林　正夫）

第13号 (November 1975)

学界展望

• 帝国主義論の学説史的研究（松岡　利道）

第14号 (November 1976)

学界展望

• アイアランド問題（上野　格）

第15号 (November 1977)

学界展望

• アダム・スミス研究の現状（鈴木　亮・天羽　康夫）

第16号 (November 1978)

学界展望

• マルクス研究の新動向――経済学――（山田　鋭夫）
• マルクス研究の新動向――思想――（今村　仁司）

第17号 (November 1979)

学界展望

• 日本経済思想史――「社会政策学会」と河上肇――（坂本　武人・杉原　四郎）

• 経済学史学会の30年を語る

第18号 (November 1980)

学界展望

• 帝国主義論研究の現状――カウツキーおよびヒルファディング研究を中心として――（相田　慎一・飯田　裕康）

第19号 (November 1981)

学界展望

• アメリカ経済思想史（白井　厚・高　哲男）
• 経済思想史におけるロシア論――共同体の問題を中心にして――（田中　真晴・小島　修一）

第20号 (November 1980)

学界展望

• 貨幣・信用学説史研究（中村　廣治・荒牧　正憲）
• フランス経済学史（太田　一廣・岡田　純一）

第21号 (November 1983)

• 新MEGAとマルクス研究（八柳　良次郎）
• 最近におけるシュムペーター研究の動向（大野　忠男）

第22号  (November 1984)

• 最近におけるケインズ研究の状況（早坂　忠）

第23号  (November 1985)

• アダム・スミス研究（小柳　公洋・関　源太郎）
• リカードウ研究（水田　健）

第24号  (November 1986)

• オーストリア学派の＜復活＞と歴史的オーストリア学派（八木　紀一郎）
• 最近の経済学方法論について（佐藤　隆三）

第25号 (November 1987)

• J. S. ミル研究（馬渡　尚憲）
• 経済学史・経済思想史通史（石井　信之）

第26号  (November 1988)

• マルサス会議とその成果（橋本　比登志）
• 経済学史・社会思想史関係書誌（予備調査） 　　　　　　　　　　　　　　　　　
• 今井　義夫　内田　博　岸川　富士夫　近田　錠二　永井　義雄　堀田　誠二

第27号  (November 1979)

• 方法論の歴史から（馬渡　尚憲）
• スコットランド啓蒙――最近の研究動向――（田中　秀夫）
• ロ−ダ−デ−ル蔵書について（服部　正治・大森　郁夫）
• 最近のマ−シャル研究（橋本昭一）

第28号  (November 1980)

アダム・スミス没後200周年記念特集

• I　研究動向：スミス研究の現状と課題 　　
• １　内外の思想史研究を中心に（星野　彰男）
• ２　内外の経済学研究を中心にして（関　源太郎）
• ３　内外のスミス国家論・政策論研究を中心に（和田　重司）

• II　アダム・スミス没後200年記念名古屋国際シンポジウム要約 　　
• 開会あいさつ（小林　昇）
• 第一部：アダム・スミスの思想体系
• D. D. ラファエル（篠原　久）　
• P. ジョ−ンズ（山崎　怜）　 　　　　　　　
• J. W. ケアンズ（角田　猛之）　
• D. ウインチ（永井　義雄）　 　　
• 第二部：思想史におけるアダム・スミス 　　　　　　　
• A. S. スキナ−（田中　敏弘）　
• J. ドワイヤー（坂本　達哉） 　　
• 第三部：アダム・スミス思想の国際的普及 　　　　　　　
• D. デヤトキーヌ（安藤　隆穂）　
• N. ヴァセック（山中　隆次）　 　　　　　　　
• G. ジョーリー（堀田　誠三）　　
• R. J. フェクナー（久保　芳和） 　　　　　　　
• A. アニーキン（尾上　八郎）　　
• J. S. ナラヤン・ヤオ（田中　秀夫） 　　　　　　　
• 朱紹文（小林　昇）　
• 杉山忠平・大森郁夫・竹本洋　 　　
• おわりに（水田　洋）

第29号  (November 1981)

• マ−シャル『原理』の方法的・思想的性格（橋本　昭一）
• マ−シャル『原理』の静学（坂口　正志）
• マ−シャル『原理』の動学（永澤　越郎）
• マ−シャル『原理』とケンブリッジ学派（根井　雅弘）

第30号 (November 1982)

• 重商主義研究の新局面（大倉　正雄）
• 19世紀フランス古典派経済学（栗田　啓子）
• 最近の『資本論』形成史（内田　弘）
• ケンブリッチ学派における２つの流れ――景気変動論を中心として――（平井　俊顕）
• シュンペ−タ−研究の過去と未来（金指　基）

第31号  (November 1993)

• 啓蒙の担い手と啓蒙末期の諸問題――スコットランドの場合――（篠原　久）
• 古典派の経済理論と現代（堂目　卓生）
• フーリエ研究によせて（大塚　昇三）
• オーストリア学派研究――創始者達の研究を中心として――（塘　茂樹）
• 経済学史上の公共経済学（川俣　雅弘）

第32号 (October 1994)

• ヒューム社会科学の歴史像（坂本　達哉）
• マンチェスター派とその周辺（熊谷　次郎）
• 欧米における最近のマルクス経済学の展開――現代資本主義論と価値論争に関わって――（千賀　重義）
• 『一般理論』形成史研究の現在（藤井　賢治）
• 経済学と環境問題（工藤　秀明）

第33号 (October 1995)

特集：スミス，リカードウ，マーシャルー――周辺からの照射――

• アダム・スミス：穏健派とケイムズとシヴィック・ヒューマニズム（有江　大介）
• リカードウ：アーチボルド・アリソンの保護主義（服部　正治）
• マーシャル：歴史学派の時代からの照射（西沢　保）
• エンゲルスの理論活動の意義と間題――没後100年を記念して――（保住　敏彦）
• ウィーン体制期フランス産業思想の一断面――サン・シモン把握の新視角――（東　基樹）
• J. S. ミル相互需要説をめぐる諸間題――W. ソーントンとW. ヒューウェルの影響――（藤本　正富）
• 経済学の制度化とマーシャル評価――研究計画の競合と選択――（藤井　賢治）
• ケインズ『貨幣論』と利子理論（加納　正雄）
• ハイエクと進化（江頭　進）
• The Methodology of Econometrics and the Disturbance Term in Macroeconomic Models（山崎　好裕）

• ケネー以前のフランス経済学（米田　昇平）
• 古典派経済学の賃金理論（出雲　雅志）
• 修正主義論争と帝国主義論史（上条　勇）
• ワルラス研究の新動向（中久保　邦夫）
• 経済と倫理（塩野谷　祐一）

第34号 (November 1996)

特集：制度進化の思想と経済学

• ＜社会経済システムの制度分析＞に向けて――「制度の経済学」への一視点――（磯谷　明徳）
• マーシャルの進化論研究の発端――哲学から心理学へ――（磯川　曠）
• ヴェブレンにおける制度進化の理論（高　哲男）
• ハイエクと制度進化の経済学――自生的秩序と国家――（池田　幸弘）

• 最近のジョン・ロック研究（生越　利昭）
• 古典派国際貿易論研究尾諸潮流（野口　旭）
• 社会主義体制の崩壊とマルクス思想（植村　邦彦）
• ケインズ学派の諸潮流（河野　良太）
• 制度の経済学とレギュラシオン理論（清水　耕一）

第35号 (November 1997)

• 戦間期日本の景気政策論――井上，高橋両蔵相を対象にして――（笹原　昭五）
• 第二次大戦前後フランスの経済政策と経済思想の革新――ケインズ主義の受容過程――（廣田　功）
• 総力戦・ニューディール・システム社会（山之内　靖）
• 戦間期イギリス経済政策とケインズ（玉井　龍象）

• ジェイムズ・ステュアート研究の現段階（大友　敏明）
• 古典経済学と political economy の普及・一般化――"the New Political Economy" をめぐって――（飯田　裕康）
• マルクス商品・貨幣論研究の現段階（正木　八郎）
• 貨幣的経済理論の１潮流――ヴィクセル・コネクションの可能性――（小峯　敦）
• フェミニズムと経済学（安川　悦子）

第36号 (October 1998)

• 「ジェントルマン資本主義」論とアダム・スミス（渡辺　恵一）
• 「ジェントルマン資本主義」論とJ・A・ホブソン研究（姫野　順一）
• モラル・エコノミーとポリティカル・エコノミー（音無　通宏）
• 近代世界システム論と歴史認識の転換（松岡　利道）

• マルサスにおける重農主義・農業主義・農業保護論――最近の研究から――（渡会　勝義）
• 『資本論』成立史研究の新段階（大村　泉）
• 最近のスラッファ研究の動向（松本　有一）
• Recent Japanese Studies in the Development of Keynes's Thought: An Evaluation（平井　俊顕）

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