山脇直司編著 『教養教育と統合知』東京大学出版会、2018年3月

発売日
:2018年3月
判型・ページ数
:A5・288ページ
定価
:本体 3,300円+税
ISBN
:978-4-13-016035-3

目次
はじめに――本書の企図と構成  山脇直司 
第1部 教養教育を再考する
 第1章 「教養」のための弁明(アポロギア)  野家啓一
 第2章 新しいリベラルアーツを求めて  今田高俊
 第3章 教養教育と市民形成  直江清隆
第2部 統合的教養教育をめざして
 第4章 後期教養教育と統合学――リベラルアーツと知の統合  藤垣裕子
 第5章 新学部創設と社会問題アプローチ――「教養」としての統合知を目指して  水野義之
 第6章 討論型授業による教養教育  宇佐美 誠
 コラム1 教養教育と統合教育  伊東俊太郎
 コラム2 教養ということ  八木誠一
第3部 人間存在の統合知
 第7章 教養教育における公共哲学の統合的役割――シュライエルマッハー的アプローチ  山脇直司
 第8章 ホワイトヘッドの教育論――古典教育と科学教育の統合  田中 裕
 第9章 宗教間対話と存在論  竹内日祥,田中 裕
 第10章 教養教育における宗教学の役割――教育環境の変化のなかで  島薗 進
 第11章 そこに人間がいるとはどのようなことか――「生命の哲学」の視点から  森岡正博
第4部 現代社会の課題と統合的教養――原子力,グローバル資本主義,IT社会――
 第12章 現代社会とエネルギー(原子力)問題――その統合学的考察  鈴木達治郎
 第13章 グローバル資本主義と主流派マクロ経済学の抱える問題性――政治経済学的志向の必要性  平井俊顕
 第14章 知のコンピューティングと森羅万象の価値創造――リアリティー2.0試論  岩野和生
おわりに  山脇直司

山脇直司会員は第7章、平井俊顕会員は第13章を担当して
います。

版元の紹介ページ: http://www.utp.or.jp/book/b345338.html