柴田德太郎 著『J.R.コモンズの制度的経済学』日本経済評論社、2021年10月

発売日
:2021年10月
判型・ページ数
:A5判 / 305頁
定価
:4,950 円(税込)
ISBN
:978-4-8188-2592-5

深刻な「金融不安定性」と「不公正な不平等」をまえに、経済学の在り方が問われている。改善の方策はあるのか。J.R.コモンズに光を当て現代的意義と活用を探究する。

目次

序章 ヴェブレンの進化論的経済学
第1章 プラグマティズムの人間像:習慣から慣習へ
第2章 制度の生成と進化
第3章 私有財産制度の進化
第4章 コモンズの景気循環論
第5章 コモンズの安定化論
第6章 コモンズの制度的経済学の全体像
 終章 コモンズ制度的経済学とは何であったか?
補論1 「見えざる手」と「コンヴェンション」
補論2 表券貨幣説・MMT・制度的経済学

 

版元の紹介ページ: http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2592