野口旭『経済政策形成の論理と現実』専修大学出版局、2020年4月

発売日
:2020年4月20日
判型・ページ数
:A5判 394ページ
定価
:3,800円+税
ISBN
:9784881253502

目次

第Ⅰ部 政策形成の論理――経済政策はどのように生み出されるのか
 第1章 経済政策形成の専門的文脈と社会的文脈
 第2章 政策形成における既得権益と観念――「社会的認識モデル」によるその統合
 第3章 経済政策論の中核と防備帯――政策生成プログラムとは何か
 第4章 政策プログラムとしての古典的自由主義とケインズ主義

第Ⅱ部 経済政策の現実――社会はどのように選択を誤るのか
 第5章 貿易をめぐる空虚な争い――1980~90年代日米経済摩擦の批判的回顧
 第6章 経済学と「国際競争主義」との対立――1960年代日本と1980~90年代アメリカ
 第7章 デフレをめぐる政策思潮の対立――昭和恐慌と平成大停滞の経験から

第Ⅲ部 ケインズ主義の政策戦略とその変遷
 第8章 世界経済危機からみたマクロ経済学の現状
 第9章 巨大な不況に対するケインズ主義の新たな対応
 第10章 ケインズ主義はどのように変わっていったのか――ケインズ主義IからIIへ

版元の紹介ページ: http://www.senshu-up.jp/book/b508174.html