経 済 学 史 学 会 大 会
[第1回 (1950年) - 第10回 (1954年)]
[第11回 (1955)年 - 第20回 (1959年)]
[第21回 (1960年) - 第30回 (1966年)]
[第31回 (1967年) - 第40回 (1976年)]
[第41回 (1977年) - 第50回 (1986年)]
[第51回 (1987年) - 第60回 (1996年)]
[第61回 (1997)年 - 最新大会]
(赤間 道夫作成)
(固有名詞の表記および所属大学は当時のままです)
第21回大会(1960年5月14,15日 日本大学)
- 石川 興二(京都大学)「経済学の冷戦的現状と学史的研究の世界性」
- 加藤 泰男(明治大学)「現代資本主義分析の一視角」
- 林 直道(大阪市立大学)「第一部門優先的発展の法則――とくにマルクスの拡張再生産表式を中心に――」
- 三上 正之(中京大学)「ロッドの経済成長理論の一考察――いわゆる貨幣的経済理論との関連で――」
- 有田 一郎(熊本大学)「厚生経済学における効用理論」
- 岡村 邦輔(日本大学)「チューネンについての若干の考察」
- 内田 義彦(専修大学)「明治末期の河上肇」
- 多田 顕(千葉大学)「国学者の経済論について」
第22回大会(1961年11月4,5日 名古屋大学)
- 飯田 鼎(慶応義塾大学)「イギリスにおけるマルクス主義――19世紀イギリス社会主義運動に関連して――」
- 山崎 怜(香川大学)「ジョン・ミラーのフランス革命観――とくに対仏干渉戦争批判の根拠について――」
- 山中 隆次(和歌山大学)「ヘスとマルクス」
- 森田 勉(三重大学)「ウィルヘルム・ワイトリングの革命思想」
- 吉原 泰助(東京大学)「『経済表』の論理と構造」
- 早瀬 利雄(横浜市立大学)「19世紀アメリカ経済学史における道徳哲学の性格」
- 渡辺 昭(東京大学)「商品の価値の『実体』とその『形態』――労働価値説の根本問題――」
- 二瓶 敏(東京大学)「拡大再生産表式における固定資本の補填と蓄積基金の積立てについて」
- 古沢 友吉(横浜市立大学)「ヒルファーディング『金融資本論』の現代的評価――刊行50周年を記念して――」
第23回大会(1961年5月13,14日 東北大学)(開催校は東北大学,東北学院大学)
- 池田 一新(明治大学)「寡占価格の性質について――現代資本主義と管理価格――」
- 渡辺 源次郎(福島大学)「ジョン・ケアリーの経済体制の構想」
- 高木 幸二郎(九州大学)「拡大再生産表式に関する一試論」
- 木村 正身(香川大学)「ウィリアム・モリスにおけるユートピア思想の性格」
- 多田 顕(千葉大学)「熊沢蕃山の社会経済思想とその潮流」
- 日高 晋(法政大学)「土地生産物における一般的生産価格の形成――差額地代第一形態の理解のために――」
- 大野 精三郎(一橋大学)「アダム・ファーガソンと古典的政治経済学」
- 伊坂 市助(関東学院大学)「成長循環の概念図試作と近代理論の発展推移」
- 玉野井 芳郎(東京大学)「経済学の発展について――マルクスとケインズ――」
第24回(1961年11月4,5日 和歌山大学)
- 松尾 博(滋賀大学)「白杉博士の資本主義精神起源論――遺稿『近世西洋経済思想史』中の一篇紹介――」
- 浜崎 正規(立命館大学)「G. ミュルダールの価値判断論」
- 武藤 正平(横浜国立大学)「独乙古経済学の特質」
- 宇治田 富造(立教大学)「ウィリアム・ウッドのアメリカ植民地にかんする見解について」
- 蛯原 良一(新潟大学)「ジョージ・ラムズィにおける資本蓄積と労働者階級の生活について」
- 安川 悦子(名古屋大学)「イギリス労働運動の一側面――メカニックス・インスティテュートとその思想的背景――」
- 中山 大(甲南大学)「Workable Competitionと反トラスト法について」
- 渡辺 輝雄(東京経済大学)「ケネーの『経済表範式』の生成」
- 平田 清明(名古屋大学)「生産資本循環と市場・恐慌分析視角」
第25回大会(1962年5月12,13日 東京経済大学)
- 田中 真晴(京都大学)「プレハーノフのロシア資本主義論――『われわれの相違』を中心として――」
- 林 登良雄(下関市立大学)「ジェイムズ・ミルの『商業擁護論』をめぐる諸問題」
- 石川 興二(京都大学)「新しい経済学と河上肇先生」
- 高島 光郎(横浜国立大学)「J. S. ミルの労働把握」
- 河野 健二(京都大学)「フランス経済思想研究の意義について(総括報告)」
- 平田 清明(名古屋大学)「農業革命と経済表」
- 吉田 静一(関西大学)「19世紀初頭のフランス重商主義」
- 坂本 慶一(京都大学)「サン・シモン派の思想と運動」
- 溝川 喜一(甲南大学)「販路説の原型について――セイを中心にして――」
- 岡田 純一(聖心女子大学)「シスモンディ『経済学研究』における価値論と恐慌論について」
第26回大会(1962年11月10,12日 香川大学)
共通論題 労働価値論の端緒――W. ペティ『租税貢納論』公刊300年記念――
- 小林 昇(立教大学)「前言――初期労働価値論史上の問題点――」
- 高野 利治(関東学院大学)「『租税貢納論』の構造」
- 松川 七郎(一橋大学)「ペティ労働価値説の起源について」
- 平井 俊彦(京都大学)「チャイルドとロック」
自由論題
- 赤羽 裕(東京大学)「ジョン・ローの金融論の基本的性格――重商主義論の一変型――」
- 森 静(日本大学)「徳川時代における頼母子講思想の研究――田中丘隅・海保青陵を中心に――」
- 畑 孝一(一橋大学)「モーゼス・ヘスの『人間疎外』の思想――とくにマルクスとの関係について――」
- 鎌田 武治(横浜国立大学)「トマス・ホジスキンの資本主義批判について」
- 永井 義雄(名古屋市立女子短大)「ロバート・オーエンの空想的社会主義――その基本的性格――」
第27回大会(1963年11月9,10日 武蔵大学)
- 遠山 馨(西南学院大学)「トマス・マン『財宝論』の理論的構造」
- 田中 敏弘(関西学院大学)「エコノミストとしてのデイヴィッド・ヒューム」
- 和田 重司(一橋大学)「スミス『国富論』における国家財政把握について」
- 蛯原 良一(新潟大学)「A. E. シエルビュリエ著『富か貧困か』(1840年刊,183頁)における労働者階級の窮乏化論について」
- 西山 久徳(明治大学)「アンダアスンの地代論について」
- 橋本 比登志(関西学院大学)「マルサスの価値および分配論」
- 浜林 正夫(小樽商科大学)「イギリス経験論の歴史的性格――17世紀を中心として――」
- 中村 貞二(山口大学)「M. ウェーバーにおける労働問題把握の構造と特質」
第28回大会(1964年11月7日,8日 大阪府立大学)
- 大野 信三(明治大学)「M. ウェーバーと東洋における資本主義の精神」
- 多田 顕(千葉大学)「林子平の社会経済論――寛政期思潮との連関に於て――」
- 戒田 郁夫(関西大学)「イギリス公債思想の一典型――ジェームズ・ステュアートの場合――」
- 田中 正司(横浜市立大学)「ジョン・ロックのプロパティ論」
- 安川 悦子(名古屋大学)「イギリス産業革命における労働者――メカニックス・マガジンの分析――」
- 柏崎 利之輔(早稲田大学)「A. マーシャル『経済学原理』における準地代学説の発展」
- 宮崎 犀一(國學院大学)「『国富論』における概念編成の問題――とくに第3編以降――」
- 逢坂 充(九州大学)「資本論体系と古典派競争論について」
第29回大会(1965年9月25,26日 小樽商科大学)
- 芳賀 守(福島二高)「ベイコンとペティ――教育思想を中心として――」
- 川島 信義(西南学院大学)「ジェイムズ・ステュアートの信用理論――その『土地銀行論』的性格――」
- 羽鳥 卓也(福島大学)「初期リカードウの分配論」
- 飯田 鼎(慶応義塾大学)「第一インターナショナルとドイツ労働運動――ドイツ労働運動における民主主義と社会主義――」
- 中野 徹三(札幌短期大学)「ヘスとマルクス――疎外理論と経済学理論との交流の視点から――」
- 荒牧 正憲(九州大学)「古典派蓄積論の展開についての一考察」
共通論題 経済学と歴史認識
- 津田 内匠(一橋大学)「チュルゴの歴史思想と政治経済学の形成」
- 宮崎 犀一(國學院大学)「スミス経済学における歴史主義」
- 小林 昇(立教大学)「フリードリッヒ・リストと経済学における歴史主義」
- 平田 清明(名古屋大学)「マルクスにおける歴史意識と経済学」
- 伊東 光晴(東京外国語大学)「経済学と歴史意識――ケインズを中心として――」
- 総括 出口 勇蔵(京都大学)
第30回大会(1966年11月12,13日 京都大学)
- 林 治一(神戸大学)「ジョン・レイの思想と資本理論」
- 赤羽 豊治郎(松商学園)「独逸旧歴史学派経済学の有機体理論」
- 有田 一郎(熊本大学)「ケインズ・学説史的接近の一方法」
- 上野 格(成城大学)「J. F. ブレイの社会革命の思想」
- 中村 賢一郎(明治大学)「価値と価格」
共通論題 カール・マルクス
- 細見 英(立命館大学)「マルクスとヘーゲル」
- 森川 喜美雄(専修大学)「プルードンとマルクス」
- 玉野井 芳郎(東京大学)「マルクス経済学と俗流経済学」
- 大内 秀明(東北大学)「『労働賃金』について」
- 総括討論司会
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[第61回 (1997)年 - 第70回 (2006年)]
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