経 済 学 史 学 会 大 会
[第１回 (1950年) - 第10回 (1954年)]
[第11回 (1955)年 - 第20回 (1959年)]
[第21回 (1960年) - 第30回 (1966年)]
[第31回 (1967年) - 第40回 (1976年)]
[第41回 (1977年) - 第50回 (1986年)]
[第51回 (1987年) - 第60回 (1996年)]
[第61回 (1997)年 - 最新大会]
（赤間 道夫作成）
（固有名詞の表記および所属大学は当時のままです）
第１回大会（1950年４月22，23日 早稲田大学）
第１日
- (1)リカアドオと産業革命（東京大学 隅谷 三喜男）
- (2)価値論におけるリカアドオとベーリー（東北大学 玉野井 芳郎）
第２日
- (3)リカアドオの分配論について（関西学院大学 堀 経夫）
- (4)マルクスの抽象的労働の概念（早稲田大学 杉山 清）
- (5)「経済表」の現代的意義（横浜国立大学 越村 信三郎）
- (6)重商主義と近世国家の成立――歴史派的重商主義観の批判――（滋賀大学 白杉 庄一郎）
第２回大会（1950年12月９日 京都大学）
- (1)アダム・スミス以前の自由貿易論について（同志社大学 相見 志郎）
- (2)チュルゴー及びコンジャックの主観価値論（早稲田大学 山川 義雄）
- (3)イギリス重商主義の解体とスミス経済学の成立（東京大学 田添 京二）
- (4)フィジオクラァトとルソオ（京都大学 河野 健二）
第３回大会（1951年５月５日 東京大学）
- (1)リカアドオの不変の価値尺度論（慶応義塾大学 遊部 久蔵）
- (2)マルクスの価値形態論について（東京大学 鈴木 鴻一郎）
- (3)ケネー学説における政策的背景（京都大学 菱山 泉）
- (4)リカアドオの論理構造（関西学院大学 行沢 健三）
- (5)重商主義の批判的体系としてのスミス国富論（専修大学 内田 義彦）
第４回大会（1951年11月８，９日 関西学院大学）
第１日 共通論題「古典学派と重商主義」
- (1)ベンジャミン・フランクリンと重商主義（関西学院大学 久保 芳和）
- (2)アダム・スミスと貨幣数量説の論理（早稲田大学 堀家 文吉郎）
- (3)イギリス・マアカンティリズムと国家論――トマス・ホッブズを中心として――（名古屋大学 水田 洋）
- (4)スミスとマアカンティリズム（福島大学 小林 昇）
第２日 自由論題
- (1)アーノルド・トインビィの賃銀論（広島大学 西村 孝夫）
- (2)自由貿易運動の発端としてのミル対スペンス市場論争（九州大学 岡 茂男）
- (3)マルクス剰余価値論の基本性格（関西大学 杉原 四郎）
- (4)スミスの地代論について（京都大学 溝川 喜一）
- (5)ジョン・ラスキン経済思想の一検討（香川大学 木村 正身）
第５回大会（1952年５月３，４日 慶応義塾大学）
第１日 共通論題「人口論」
- (1)フランクリンの人口に関する見解（慶応義塾大学 渡辺 国広）
- (2)日本の人口及び人口研究の現状（慶応義塾大学 寺尾 麿）
- (3)アメリカにおける人口理論の特質（関西学院大学 大道 安次郎）
第２日 自由論題
- (1)マルサスの価値尺度論（松山商科大学 入江 奨）
- (2)社会思想家としてのマブリ（横浜国立大学 縫田 晴二）
- (3)フランクリンの価値論（尾道短期大学 三辺 清一郎）
- (4)チャード・ジョーンズの経済学（一橋大学 大野 精三郎）
- (5)日本経済学史における歴史学派（同志社大学 住谷 悦二）
- (6)重農主義学説の基本的性格（東京大学 横山 正彦）
第６回大会（1952年11月８，９日 神戸大学）
第１日 自由論題
- (1)重農学派の価値論（横浜国立大学 平田 清明）
- (2)クニースにおける民族の問題（京都大学 出口 勇蔵）
- (3)社会科学史としてみた経済学史（青山学院大学 榊原 巌）
- (4)初期マルクスの経済学研究（横浜国立大学 長洲 一二）
第２日 自由論題
- (5)マルクス恐慌論の若干問題（中央大学 石原 忠男）
- (6)『資本論』における「価値法則」の展開（関西学院大学 楠井 隆三）
- (7)リカアドオ蓄積論の構成――古典学派の完成――（東京大学 吉沢 芳樹）
- (8)ヒルファディングの信用理論について（横浜市立大学 古沢 友吉）
第７回大会（1953年５月２，３日 一橋大学）
第１日 共通論題「経済学における『古典』理論と『近代』理論」
- (1)アメリカ経済学の場合（関西学院大学 大道 安次郎）
- (2)経済学の５つの基本命題を中心として――生理学的解剖――（専修大学 平瀬 巳之吉）
自由論題
- (1)梅厳から庵へ――石門心学の経済思想史的一考察――（千葉大学 多田 顕）
- (2)蘇格人（スコット）アダム・スミス――スミス思想のよりよき理解のために――（一橋大学 上田 辰之助）
第２日 自由論題
- (3)フランクリンの奢侈論（尾道短期大学 三辺 清一郎）
- (4)マルクスの恐慌論について（東北大学 末永 茂喜）
- (5)ジョン・ロック経済理論の構成（福島大学 羽鳥 卓也）
- (6)資本主義の限界状況におけるマルクスとウェーバー（中央大学 武藤 光）
- (7)「経済学批判」のプランについて（一橋大学 宮崎 犀一）
第８回大会（1953年11月７，８日 福島大学）
第１日 共通論題「リカアドオとマルサス」
- (1)国際価値論としての比較生産費説（中央大学 川尻 武）
- (2)マルサスとリカアドオ――思想史上の前後について――（青山学院大学 榊原 巌）
- (3)リカアドオ「機械論」の成立と発展（長崎大学 真実 一男）
- (4)穀物論争期におけるマルサスとリカアドオとの書簡上の利潤をめぐる論争（関西学院大学 堀 経夫）
自由論題
- (1)アダム・スミスと「アメリカ体制」（関西学院大学 大道 安次郎）
第２日
- (2)室鳩巣の社会経済思想について――享保期社会経済思想の一考察――（千葉大学 多田 顕）
- (3)デュピュイの相対的効用理論について（早稲田大学 柏崎 利之輔）
- (4)生産力説の歴史的意味――フランス「百科全書」派の立場――（京都大学 河野 健二）
- (5)17世紀英国における価値及び価格理論（山梨大学 飯塚 一郎）
- (6)貨幣数量説の本質（秋田大学 加藤 一夫）
- (7)トーマス・ウィルソンの経済論――利子・為替論を中心として――（福島大学 渡辺 源次郎）
第９回大会（1954年５月８，９日 横浜国立大学）（開催校は横浜国立大学，横浜市大，関東学院大学，神奈川大学の４大学）
第１日 共通論題「マルサスとリカアドウ」
- (1)マルサス・リカアドウ研究の意義と問題（京都大学 岸本 誠二郎）
- (2)リカアドウとマルサスの論理構造（専修大学 平瀬 巳之吉）
- (3)マルサスの価値論と再生産論（慶応義塾大学 遊部 久蔵）
- (4)リカアドウの経済学説（東京大学 玉野井 芳郎）
- (5)リカアドウにおける資本蓄積と恐慌（福島大学 富塚 良三）
- (6)マルサスの社会動態論（法政大学 中野 正）
第２日 自由論題
- (1)リチャード・ジョーンズにおける生産的労働の概念（慶応義塾大学 平野 絢子）
- (2)ジョサイア・タッカーと産業革命（福島大学 小林 昇）
- (3)江戸時代の正価思想（関西学院大学 東 晋太郎）
- (4)価値形態論と交換過程論（法政大学 久留間 鮫造）
- (5)資本論の体系について（立命館大学 梯 明秀）
- (6)共同報告「トマス・モア研究」 イギリス商業資本と「ユートピア」（中央大学 田村 秀夫）
モアの農本的思想について（早稲田大学 松田 寛）
第10回大会（1954年11月６，７日 関西大学）
第１日 共通論題「経済学史の方法論」（シンポジウム）
- 司会者 出口 勇蔵（京都大学）
- (1)相沢 秀一（大阪市立大学）
- (2)林 治一（神戸大学）
- (3)渡辺 輝雄（東京経済大学）
- (4)横山 正彦（東京大学）
- (5)島津 亮二（京都大学）
第２日 自由論題
- (1)古典派の価値論について――特にリカアドウを中心として――（松山商科大学 入江 奨）
- (2)西鶴の『日本永代蔵』とディフォウの『イギリス商人大鑑』――東西経済思想の２つの典型――（一橋大学 上田 辰之助）
- (3)思想史上における司馬江漢（千葉大学 多田 顕）
- (4)レーニンの『市場理論』について（京都大学 田中 真晴）
- (5)マルクスとスターリン（慶応義塾大学 気賀 健三）
- (6)フランクリンと奴隷制度（尾道短期大学 三辺 清一郎）
[第１回 (1950年) - 第10回 (1954年)]
[第11回 (1955)年 - 第20回 (1959年)]
[第21回 (1960年) - 第30回 (1966年)]
[第31回 (1967年) - 第40回 (1976年)]
[第41回 (1977年) - 第50回 (1986年)]
[第51回 (1987年) - 第60回 (1996年)]
[第61回 (1997)年 - 第70回 (2006年)]
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