第20回研究奨励賞（2023年）

研究奨励賞論文賞
Masanori Kashiwazaki, “Improvement as the Foundation of Liberty: Locke on Labour, Equality, and Civic Membership,” Locke Studies 21: 56–87, 2022

研究奨励賞論文賞
布施豪嗣「石橋湛山と有沢広巳の復興構想 ――政策の思想的背景」
『日本経済思想史研究』20: 51–66, 2020年

第19回研究奨励賞（2022年）

研究奨励賞論文賞
Yoshifumi Ozawa, 2021. John Stuart Mill on Self-interest: Focusing on His Political Economy and the Principles. In Susumu Egashira, Masanori Taishido, D. Wade Hands, Uskali Mäki eds, A Genealogy of Self-Interest in Economics. Singapore: Springer, pp. 85-105.【研究奨励賞選考委員会講評：『経済学史研究』第64巻1号】

研究奨励賞論文賞
Shogo Nishibayashi, 2019. Kneese’s Water Quality Management Research (1960s), within the History of Environmental Economics. Journal of the History of Economic Thought, Volume 41, Number 3, pp. 411-431.【研究奨励賞選考委員会講評：『経済学史研究』第64巻1号】

第18回研究奨励賞（2021年）

Sora Sato, Edmund Burke as Historian: War, Order and Civilisation, Palgrave Macmillan, 2018【研究奨励賞選考委員会講評：『経済学史研究』第63巻2号】

第17回研究奨励賞（2020年）

斎藤幸平 『大洪水の前に：マルクスと惑星の物質代謝』（堀之内出版、2019年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第61巻第2号】

第16回研究奨励賞（2019年）

研究奨励賞論文賞
塩見由梨「ジェイムズ・ステュアートの商業論」『経済学史研究』第59巻2号（2018年1月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第61巻第1号】

第15回研究奨励賞（2018年）

研究奨励賞論文賞
若松直幸「リカードウ『原理』第29章における公債制度論」『経済学史研究』第59巻1号（2017年7月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第60巻第1号】

第14回研究奨励賞（2017年）

研究奨励賞論文賞
南森茂太「神田孝平における『人民』」『経済学史研究』第57巻2号（2016年1月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第59巻第1号】

第13回研究奨励賞（2016年）

安藤裕介『商業・専制・世論：フランス啓蒙の「政治経済学」と統治原理の転換』（創文社、2014年）
【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第58巻第1号】

研究奨励賞論文賞
Norikazu Takami, “The Sanguine Science: the Historical Contexts of A.C. Pigou’s Welfare Economics”, History of Political Economy, 46(3), pp.357-386, Fall 2014.
【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第58巻第1号】

第12回研究奨励賞（2015年）

桑田学『経済的思考の転回：世紀転換期の統治と科学をめぐる知の系譜』（以文社、2014年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第57巻第1号】
吉野裕介『ハイエクの経済思想：自由な社会の未来像』（勁草書房、2014年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第57巻第1号】

第11回研究奨励賞（2014年）

川名雄一郎『社会体の生理学：J・S・ミルと商業社会の科学』（京都大学出版会、2012年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第56巻第1号】

第10回研究奨励賞（2013年）

若森みどり『カール・ポランニー：市場社会・民主主義・人間の自由』（NTT出版、2011年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第55巻第1号】

第9回研究奨励賞（2012年）

研究奨励賞論文賞
荒井智之「デュガルド・ステュアートの救貧思想と貧困対策：スミス以後の貧困問題を中心に」『経済学史研究』第53巻1号（2011年7月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第54巻第1号】

第8回研究奨励賞（2011年）

藤田菜々子『ミュルダールの経済学：福祉国家から福祉世界へ』（NTT出版、2010年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第53巻第2号】
森直人『ヒュームにおける正義と統治：文明社会の両義性』（創文社、2010年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第53巻第2号】

第7回研究奨励賞（2010年）

中井大介『功利主義と経済学：ジジウィックの実践哲学の射程』（晃洋書房、2009年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第52巻第2号】

研究奨励賞論文賞
山根卓二「ウイリアム・カップの科学統合論と実質的合理性：「社会的費用論」の人間学再構成」『経済学史研究』第50巻2号（2009年2月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第52巻第2号】

第6回研究奨励賞（2009年）

中村隆之『ハロッドの思想と動態経済学』（日本評論社、2008年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第52巻第1号】

研究奨励賞論文賞
江里口拓「ウェッブ夫妻における「国民的効率」の構想：自由貿易、ナショナル・ミニマム、LSE」『経済学史研究』第50巻第1号（2008年7月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第52巻第1号】

第5回研究奨励賞（2008年）

本郷亮『ピグーの思想と経済学：ケンブリッジの知的展開のなかで』（名古屋大学出版会、2007年）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第50巻第1号】

研究奨励賞論文賞
石井穣「ジョン・バートンにおける機械と失業」『経済学史研究』第48巻第2号（2006年12月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史研究』第50巻第1号】

第4回研究奨励賞（2007年）

研究奨励賞論文賞
高橋真悟「J.R.コモンズの『取引』経済学：法的概念による制度経済学理論」『経済学史研究』第47巻第2号（2005年12月）

第3回研究奨励賞（2006年）

研究奨励賞論文賞
定森亮会員「『法の精神』における商業社会と自由：「独立性」の概念を中心に」『経済学史研究』第47巻第1号（2005年6月）

第2回研究奨励賞（2005年）

中路敬会員『アーヴィング・フィッシャーの経済学：均衡・時間・貨幣をめぐる形成過程』（日本経済評論社、2002年）

第1回研究奨励賞（2004年）

鍋島直樹会員『ケインズとカレツキー：ポスト・ケインズ派経済学の源泉』（名古屋大学出版会，2001年10月）【学会賞審査委員会講評：『経済学史学会年報』第46号】