経済学史学会では、会員の英文による研究成果の国際発信を支援する目的で、出版経費の一部を補助いたします。単一著者による著作・論文集あるいは共著論文集(経済学史関係のものに限定します)が対象となりますが、共編著の場合、非会員である外国人研究者の参加は歓迎しますが、本学会会員を主体とした企画であることを要件とします。要項の細目は以下の通りです。
(1)予算化された補助額の上限は年間で10万円です。補助金の交付は、未支出の見込み必要経費の仮払いではなく、すべて領収書の提出に対して補助決定金額の範囲内で行われ、決定後6か月以内に実施されます。複数の執筆者による論文集の場合、学会からの補助の受給の事務的な作業には代表者が単独で当たることとします。
(2)補助を希望される会員は以下の各事項を同じ順序で簡潔に記述したワードファイルの形式で、通常のページ設定でなるべく1−2ページに収まるように作成した企画書を、2024年10月31日(木)までに総務委員長宛て(ishida.noriko[at]nihon-u.ac.jp)にメールでお送り下さい。以下の6以外は必須とします。記入漏れがあれば審査対象になりません。
- 著者名・所属(論文集の場合編者と執筆者全員、会員・非会員の別を明記すること。非会員は学会からの補助企画への参加にともなって、同時に入会手続きを取ることが望まれる)。
- 書名と内容目次。各部分のおよその分量(語数)(論文集の場合は各部分の担当者名)。
- 本書の概要と意義。類書があればそれらとの差異。
- 原稿全体が揃う時期。英文校閲やBook Proposalの提出など出版に向けた手続きについての予定(Book Proposal自体は送らないで下さい)。
- 出版に要する経費の見積もり(内訳・使途、各項目の金額、支出(予定)時期)。
- その他、応募者が必要と考える申告事項。
(3)応募案件は委員会にて審査の上、直近の常任幹事会での決定を経てすみやかに採否結果を通知いたします。複数の応募があった場合、予算総額の範囲内で補助額を調整することがあります。
以上、会員の皆様の積極的な応募を期待しています。
総務委員長 石田 教子
(ishida.noriko[at]nihon-u.ac.jp)