石橋 省三・星 浩 編者『石橋湛山石橋 省三・星 浩 編者 没後五〇年に考える』牧野 邦昭 著「石橋湛山の経済思想」早稲田新書、2023年12月
- 発売日
- :2023年12月18日
- 判型・ページ数
- :新書 / 250頁
- 定価
- :900円+税
- ISBN
- :978-4-657-23013-3
現代日本のジャーナリストは、何を基準とし、誰に向けて、何を発信しようとしているのだろうか。湛山の思想がどう受け継がれてきたのか、また、どう引き継いでいこうとしているのか。以上をテーマに2023年6月17日、早稲田大学大隈記念講堂で開催された石橋湛山没後50年記念シンポジウムを、本書の第一部で採録する。
本書第二部は、より歴史的な観点から石橋湛山の人物と事績について紹介する。湛山と早稲田大学の関係、湛山の経済思想、言論人時代と政治家時代を通じての言論と行動について、気鋭の研究者たちによる論文を掲載。また、湛山の理念を次代のジャーナリストに伝える取組みである「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」についても紹介する。
目次
刊行によせて(石橋省三)
まえがき――危機の時代の道標としての湛山(星 浩)
第一部 現代国際情勢とジャーナリズム――石橋湛山没後五〇年記念シンポジウムより
1 国際情勢とジャーナリズム――私の仕事の現場から
2 国際社会のなかでの日本――湛山を介して考える
会場との質疑応答
【シンポジウムを振り返って】
第二部 石橋湛山の足跡をたどる
石橋湛山と早稲田大学(真辺将之)
石橋湛山の経済思想(牧野邦昭)
石橋湛山の言論と行動(上田美和)
湛山の「自由な言論」と早稲田ジャーナリズム大賞(瀬川至朗)
あとがき(渡邉義浩)
版元の紹介ページ: https://www.waseda-up.co.jp/cat649/index.html