ルソー 著 斉藤悦則 訳『エミール 3』光文社、2025年

発売日
:2025年10月8日
定価
:1,760円(税込)
ISBN
:978-4-334-10790-1

エミールの結婚相手はどんな女性であるべきか?

作品
エミールが見初めたソフィーとはどんな女性なのか?女子教育、恋愛、結婚にたいするルソーの考えが語られる。そして結婚前にエミールに課されたヨーロッパ各国への一人旅の意義とは?『社会契約論』とも密接に通じる最終巻。解説は「Q&Aで読む『エミール』」 (淵田仁氏)。

内容
「エミールは男であり、ソフィーは女である。これがかれらの誇れることのすべてだ。しかし、われわれのあいだで男女の混同がそうとう進んでいる現代、かれらのように性別がはっきりした者はかなり突出した存在となるのである」。読み継がれてきた古典を、いまこそ、あらためて批判的に読む。

目次
凡例
訳者のおことわり
第五編

 解説 淵田 仁
 年譜
 訳者あとがき

版元の紹介ページ: https://www.kotensinyaku.jp/books/book422/