塚本恭章 著『いまこそ「経済学の冒険」を語る――本を読み、文章を書く』読書人、2025年4月
- 発売日
- :2025年4月
- 判型・ページ数
- :四六判 / 304頁
- 定価
- :1,870円(税込)
- ISBN
- :978-4-924671-92-8
2023年に『経済学の冒険
ブックレビュー&ガイド100』を刊行した著者が、1年をかけて学生たちと対話をし、経済学を学ぶために、いまこそ「経済学の冒険」が必要であることを痛感する。そこから生まれた、新たな経済学を学ぶための一書。「資本主義の中で生きる」ということの、本当の意味を探る。
「本が面白いのは、熱く語る人がいるからだ。
凡庸な経済学者は、つまらない「知の遊戯」に溺れる。
凡庸なエコノミストは、たんなる金儲けのために世界を見る。
だが真の経済学者は違う。
経済を根本的に考え、変革しようとする精神に魅力が宿るのだ。
その精神を読み解き、読書のスリルを綴った本書は、第一級の冒険談。
一緒に伴走してくれる経済学の歩き方ガイド。
経済学にワクワクするって、どういうことなの?
その鮮烈な感覚を共有しよう。」〔橋本努(北海道大学教授)推薦〕
目次
第一章 自著を語り直す――『経済学の冒険』のスケルトン
第二章 対談をつうじて――水野和夫、吉川洋と「経済学の冒険」(水野和夫・吉川洋との対話)
第三章 書評という世界――資本主義とこれからの社会のゆくえ
第四章 書評とリプライ――『経済学の冒険』をめぐる往復書簡
第五章 経済学の宇宙へ――岩井克人「欲望の貨幣論」と経済学史(岩井克人との対話)
