新村聡・田上孝一 編『平等の哲学入門』社会評論社、2021年1月

発売日
:2021年1月
判型・ページ数
:A5判並製・392ページ
定価
:2,800円+税
ISBN
:978-4-7845-1588-2

目次

序 章 平等とは何か 新村聡

第Ⅰ部 平等の思想史

第1章 アリストテレスの平等論 ・・・ 石野敬太
第2章 ルソーの平等論 ・・・ 吉田修馬
第3章 スミスの平等論 スミスは平等主義者か ・・・ 新村聡
第4章 カントの平等論 ・・・ 網谷壮介
第5章 J.S. ミルの平等論 富の分配と貧困をめぐって ・・・ 小沢佳史
第6章 マルクスの平等論 ・・・ 中村宗之
第7章 ピグーの平等論 ・・・ 山崎聡
第8章 ケインズの「ニュー・リベラリズム」  「平等」への対処、および「平等主義哲学」での位置づけ ・・・ 平井 俊顕
第9章 ロールズの平等論 ・・・ 魚躬正明
第10章 センの平等論  社会的選択理論の核心 ・・・ 後藤玲子

第Ⅱ部 現代社会と平等

第11章 ジェンダーと平等 ・・・ 板井広明
第12章 健康と平等 健康格差の不当さについて考える ・・・ 玉手慎太郎
第13章 障害と平等 障害者のシティズンシップはいかに否定されてきたか、いかに正当化しうるか ・・・ 寺尾範野
第14章 動物と平等 ・・・ 田上孝一
第15章 情報と平等 情報の平等を推進するものと阻むものインターネットと資本の論理 ・・・ 平松民平
第16章 責任と平等 帰結引き受け責任と行為者性行使責任 ・・・ 阿部崇史
第17章 教育と平等 ・・・ 宮崎智絵
第18章 グローバリゼーションと平等 「デモス境界線」問題の批判的考察を通じて ・・・ 内田智
第19章 賃金と平等 ・・・ 遠藤公嗣
第20章 福祉国家と平等 ・・・ 佐々木伯朗
第21章 税と平等 ・・・ 伊藤恭彦

版元の紹介ページ: https://www.shahyo.com/?p=8398