イベント詳細

  • 件名 : クィン・スロボティアン『グローバリスト』(白水社、2024年)合評会
  • 日付 : 
  • 場所 : 立命館大学 朱雀キャンパス 307 教室 (事前申込制)
  • 連絡先 : 下村晃平: shimo-k@fc.ritsumei.ac.jp

登壇者

•   原田太津男(龍谷大学 経済学部・教授)

•   吉野裕介 (関西大学 経済学部・教授)

•   能勢和宏 (立命館大学 文学部・准教授)

 
概要

 『グローバリスト』は、近年のネオリベラリズム研究における最重要著作のひとつである。本書は、ネオリベラリズムの思想史と社会科学の知見を架橋する画期的な試みであり、グローバル化の過程の中で展開されたネオリベラリズム思想を歴史的・地域的文脈に基づいて分析し、その国際秩序や国家主権との複雑な関係を明らかにしている。
 本合評会では、訳者である原田太津男先生による本書の内容の解説に続いて、経済学者ハイエクを専門とされる吉野裕介先生および欧州統合の専門家である能勢和宏先生からコメントをいただく。その後、登壇者間の議論や会場からの質疑応答を通じて、本書が現代のグローバルな課題にいかに応答し得るかを検討する。
 本合評会が、ネオリベラリズム研究の新たな方向性とその可能性を模索する場になれば幸いである。