• 件名 : 第10回J.バトラー研究会(3/14・日)
  • 日付 : 
  • 場所 : Zoom
  • 連絡先 : https://www.econ.ynu.ac.jp/hus/econ/25931/2_25931_1_0_210215015215.pdf

経済学史学会会員の皆さま、

第10回J.バトラー研究会(3/14)のお知らせ

 2021年3月14日(日)午後2時~4時30分にて、下記の報告を主体とした科研費による標記の研究集会をZoomにより開催いたします。

 報 告:バトラーによる良心の権威の擁護をめぐって
報告者:水野俊誠氏(慶応義塾大学・非;本研究会メンバー)
 バトラーは、人間本性は三層の構造になっていると考えていた。最下層に個々の欲求、情念、情愛という単純な傾向、第二層には、自己愛(自分自身の幸福への一般的欲望)の原理と仁愛(社会の安全と善への一般的欲望)の原理、最上層には、良心あるいは反省の原理がある。良心とは、人が自らの心情、
気質、行為を区別し、それらを是認または否認する原理であり、人間本性の他のすべての構成要素を指導し統制する権威を有する。ではバトラーはこの権威を有するという自らの見解をどのように擁護しているのだろうか。代表的な解釈であるダーウォルの解釈、ミラーの解釈、ウエッジウッドの解釈を検討して、この問いに答えることにしたい。(以上、報告者から送付の「要旨」の要約:参考、水野俊誠「バトラーによる良心の権威の用語をめぐって」『エティカ』13号、慶応義塾大学倫理学研究会、2020年)

 バトラーは、説教者・神学者・思想家として理神論批判や蓋然性論などによってヒュームをはじめ、商業社会が拡大する18世紀ブリテン知性史全般に多大な影響を与えたにもかかわらず、忘れられた思想家になりかかっています。当時の思想状況とそれ以降の展開についてご関心ある方々の参加を歓迎致します。

 参加希望の方は、詳しい「案内」を横浜国大経済学部のホームページに掲載いたしましたので、

https://www.econ.ynu.ac.jp/hus/econ/25931/2_25931_1_0_210215015215.pdf

にてミーティングURL、ID、パスワードの入手方法などをそこでご確認ください。

 なお、Zoom開催でのセキュリティを考慮し、研究会メンバーを含め、前日(3/13)までに横国大HPで指示されているフォームにて参加申し込みをされた方々に、当日(3/14)午前中に参加に必要な上記データを送信致します。

有江大介(科研・研究代表者;横浜国立大学・名)
追伸:次回の研究会は、新年度の連休明け頃に18世紀sermonへの文学/書誌学的アプローチについて、ゲストによる報告(実際のタイトルはTBA)を予定しています。