2012年度(第33回)例会
日時: 2012年4月28日(土)14時00分-17時40分
場所: 東北大学文科系総合研究棟10階第21演習室
【プログラム】
1. 報告 14:00-15:00
J.S.ミルの賃金基金説と女性の労働
舩木 恵子(武蔵大学)
2. ラウンド・テーブル 15:10-17:20
東日本大震災と経済学史研究:東北地方に拠点を置く研究者として東日本大震災をどう受け止めるか
司会:古谷豊(東北大学)
報告:菊池壯藏(福島大学)(調整中)
下平裕之(山形大学)(調整中)
福田進治(弘前大学)(調整中)
※ 報告が16:10まで。その後休憩を挟んで全体討議。
3. 総会 17:20-17:40
今回の例会では東北部会という被災地に位置する部会として、震災の記憶が風化する前にこの震災に関わるセッションを持つこととしました。経済学史の研究者として震災の体験を通してそれぞれが考えてきたことを交流するなかから、今後の研究・教育活動へ各人がなにがしかの示唆が得られればという期待を込めてのことです。震災の被害は内陸部・津波被災地域・原発被災地域とではまったく異なり、また現在直面している現実の深刻さにも大きな差があります。二時間議論したところで議論は拡散したままでまとまらないとは思いますが、今ここで議論の場を持たなければと考えました。真剣に向き合って前向きで建設的な議論ができればと祈念しておりますので、ご関心のある方々のご参加を心より歓迎いたします。
経済学史学会東北部会事務局
東北大学
古谷 豊