2023年度、若手研究者育成プログラム(Young Scholars Seminar 2023)の詳細についてご案内いたします。

今回は久しぶりの対面開催(ハイブリッド)であり、懇親会も開催予定ですので、ぜひ多くの会員に参加をご検討いただけますと幸いです。若手プログラムの趣旨にご賛同いただけるシニア会員の参加も歓迎いたします。

グループディスカッション等、事前準備の関係上、ご参加いただける皆様は、お手数ですが、下記のフォームから事前登録をお願いいたします。事前登録の締切は、8月2日(水)とさせていただきます。

事前登録はこちら:
https://forms.gle/9oCEDMvkVWLzGmS87

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2023年度 第19回 経済学史学会若手育成プログラム JSHET Young Scholars Seminar 2023

開催日:2023年8月23日(水)13:00から
開催地:関西学院大学・大阪梅田キャンパス(対面とオンライン併用)
    https://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access

テーマ:「経済学史教育における古典と教材の活用法を考える」
講師:御崎加代子会員(滋賀大学経済学部)

【プログラム】
13:00-11:30 受付開始
13:30-13:40 オンライン機器確認
13:40-13:45 開会のあいさつ
13:45-14:15 講演
14:15-14:35 質疑応答
14:35-15:10 グループディスカッション1:ゼミでの古典活用
15:10-15:25 休憩
15:25-15:30 論題説明
15:30-16:00 グループディスカッション2:教材の活用
16:00-16:45 全体での成果発表(各グループ代表)
16:45-16:55 閉会のあいさつ
18:30-20:00 懇親会

【趣旨説明】
 経済学史の学部教育において、何らかの「古典」(ここではその邦訳書を想定)を読むという経験は重要ではあるものの、残念ながら実際にはハードルが高く、敬遠されがちであるのが実情だろう。しかし、授業やゼミにおいて学部生に経済学の古典に直接触れさせ、その学問的価値を理解してもらうことは、私たちの分野の専門教育における一つの目標としてやはり重要である。あるいはそれは、学部専門教育の水準の維持・向上を通じて、大学院進学者の増大につながるかもしれない。
 学部生が経済学の古典に触れる機会を具体的にどのように作ればよいのか。あるいは、そこに導くための準備として、教科書やDVDなどの副教材をどのように利用すればよいのか。2023年度のYSSでは、学部生に古典に親しんでもらうことを当面の目標と定めたうえで、実際にこれら(古典、教科書、DVDなど)を用いて授業運営されている方を講師として迎え、参加者と意見交換し、アイデアや課題を共有したい。なお、参加者には事前アンケートを実施し、当日はその結果もふまえて議論をおこなう。プログラムは対面とオンラインを併用した形式で進められる。

【担当:企画交流委員会】
石田教子(日本大学)、大槻忠史(摂南大学)、加藤健(大阪産業大学)、桑田学(放送大学)

【お問い合わせ】  本郷亮(関西学院大学)hongo@kwansei.ac.jp