『経済学史研究』は経済学史学会が発行する学会誌です。1963年に『経済学史学会年報』として第1号が創刊され、2004年の第46号まで年1回で刊行されてきました。
2001年の第39号のときに年2号体制(原則として、7月と1月に発行)に改められました。
2005年の第47巻から現在の名称に変更され、今までの号を巻に読み替えると同時に、巻の下に号を新設しました。
なお、1989年の第27巻から公募論文の査読制を導入しました。

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『経済学史研究』最新号

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『経済学史研究』『経済学史学会年報』

『経済学史研究』66巻1号(2024年7月)

論文

松山直樹,「マーシャルにおけるリカードウ経済学方法論の受容――オックスフォード理想主義者たちからの影響」

Abstract:

参考文献:

岩木雅宏,「ネオリベラリズムの戦間期日本における一起源――自由通商協会の思想史」

Abstract:

参考文献:

English Translation Series: Japanese Economic Thought <3>
Hajime Kawakami, Fundamental Principles of Economics (1928), Preface, Introductions to Parts One and Two (河上肇『経済学大綱』序,(上)序説,(下)序説),with Introduction by Shutaro Muto, translated by Robert Chapeskie and Shutaro Muto

Abstract:

参考文献:

第8回経済学史学会賞授賞作について

経済学史学会賞選考委員会より

Abstract:

参考文献:

第21回経済学史学会研究奨励賞授賞作について

経済学史学会研究奨励賞選考委員会より

Abstract:

参考文献:

Notes and Communications

Tatsuya Sakamoto, A Landmark in Hume Studies in Economic Thought: Margaret Schabas and Carl Wennerlind’s A Philosopher’s Economist: Hume and the Rise of Capitalism. Chicago and London: University of Chicago Press, 2020, 316 pp.

Abstract:

参考文献:

書評

内藤敦之

David Glasner, Studies in the History of Monetary Theory: Controversies and
Clarifications, Palgrave Macmillan, 2021

Mark Metzler

Hiroshi Kawaguchi and Sumiyo Ishii, translated by Ayuko Tanaka and Tadashi Anno, A History of Economic Thought in Japan, 1600–1945, Bloomsbury Academic, 2022

袴田兆彦

Maria Cristina Marcuzzo and Paolo Paesani, eds., Richard F. Kahn: Collected Economic Essays, Palgrave Macmillan, 2022

Masazumi Wakatabe

伊藤宣広『ケインズ――危機の時代の実践家』岩波書店,2023年

矢島ショーン

エリノア・オストロム(原田禎夫・齋藤暖生・嶋田大作訳)『コモンズのガバナンス――人びとの協働と制度の進化』晃洋書房,2022年

村井明彦

重田園江『ホモ・エコノミクス――「利己的人間」の思想史』筑摩書房,2022年

小野塚知二

金子勝『イギリス近代と自由主義――近代の鏡は乱反射する』筑摩書房,2023年

山根卓二

桑田学『人新世の経済思想史――生・自然・環境をめぐるポリティカル・エコノミー』青土社,2023年

瀧澤弘和

清水和巳『経済学と合理性――経済学の真の標準化に向けて』岩波書店,2022年

柳沢哲哉

野原慎司『人口の経済学――平等の構想と統治をめぐる思想史』講談社,2022年

鍋島直樹

服部茂幸『グローバル金融資本主義の危機――混迷の世界と経済学』 晃洋書房,2023年

伊藤宣広

平井俊顕『ヴェルサイユ体制対ケインズ――説得の活動/ニュー・リベラリズム/新たな経済学』上智大学出版,2022年

原谷直樹

前田裕之『データにのまれる経済学――薄れゆく理論信仰』日本評論社,2023年

笠井高人

丸山真人『人間の経済と資本の論理』東京大学出版会,2022年

長津 十

吉田 敬『社会科学の哲学入門』勁草書房,2021年